2003年5月13日のニュース
【電子機器/LCD】日立、新開発の17型LCDを搭載したデスクトップPCなどを発表
日立製作所は5月12日、TV機能を搭載した個人向けLCDデスクトップPC「Prius AirF 670F」など、2機種6モデルを発表した。670Fシリーズには、新開発の17型WXGA TFT-LCD「ワイドアドバンストスーパーピュアカラー液晶」を採用したモデルをラインナップした。開口率を従来比30%向上させて輝度350cd/m2を実現した他、画面への映り込みを最小限に抑えたAR(低反射)処理により、鮮やかで高画質な画面を実現した。「Prius Air Note 100F」シリーズでは、色純度を従来比15%向上させた15型XGA「スーパーラスタービュー液晶」を搭載した。価格はオープン価格。5月24日より順次発売する。
【電子機器/DLP】プラスビジョン、小型軽量・高画質DLPプロジェクタを発売
プラスビジョンは5月12日、ビジネス向けモバイルDLPプロジェクタ「U4」シリーズのハイエンドモデル「U4-136」を発表した。筐体サイズは単行本クラス、重量1.5kg以下に抑制し、輝度を1500ANSIルーメン、コントラストを1500:1に高めた。解像度は最大SXGAで、ズームレンズやCompactFlashカードスロットも搭載している。5月12日より発売する。価格は49万8000円。詳細は http://www.plus-vision.com
【電子機器】東芝、ワイヤレスヘッドセット付属のノートPCを発表
東芝は5月12日、Bluetoothを搭載したワイヤレスヘッドセット付属のノートPC「DynaBook G8/X20PDEB」など計4機種を発表した。ワイヤレスヘッドセット「スピーチレコグナイザSR-1」を新たに開発することで、音声入力によるノートPCの遠隔操作を可能にした。5月24日より順次発売する。詳細は http://www.toshiba.co.jp
【電子機器】パイオニア、高画質再生のDVDプレーヤを発表
パイオニアは5月9日、DVDプレーヤ「DV-464-S」を発表した。DVDソフトをプログレッシブ映像に直接変換する「ピュア・ダイレクト・プログレッシブ」機能を搭載し、高画質再生を実現した。DVDレコーダで録画したDVD-R/RWなど、様々なディスクの再生が可能で、MP3やWMAなどのファイルを記録したCD-R/RWも再生できる。価格はオープン価格。5月下旬から発売する。
【電子機器】DVDフォーラムの記録型規格を次期Windowsがサポート
DVDフォーラムのメンバーである東芝、日立製作所、パイオニア、松下電器産業、日立LGデータストレージの5社は5月9日、米Microsoftが発表した次期Windows OSによる「DVD-RAM/R/RW」の標準サポートについて強い歓迎の意を示した。これにより、従来から標準サポートされているDVD-RAMを含め、同フォーラムが策定した全ての記録型規格がWindowsの標準サポートを受けることになった。
【半導体】2003年3月のフラッシュメモリ出荷額は前年同月比41.5%増に
WSTSの発表によると、2003年3月の世界のフラッシュメモリ出荷額は前年同月比41.5%増の9億5932万ドルとなった。地域別では、北米が同微増の1億1323万ドル、欧州が同4.3%増の1億5678万ドル、日本が同111.5%増の2億4427万ドル、アジアが同48.5%増の4億4504万ドルとなった。また、出荷個数では、世界全体で同22.6%増の2億1484万個となった。なお、3月の平均単価は前年同月比15.4%増の4.465ドルとなった。
【半導体】Winbond、2003年4月の売上高は前年同月比32.7%減に
台湾Winbond Electronicsは5月9日、2003年4月の売上高が前月比7%減、前年同月比32.7%減の20億7112万元(約70億6000万円)になったと発表した。2003年1〜4月の売上高合計は前年同期比21.5%減の87億9857万元(約300億円)になった。DRAM市場が引き続き低迷していることと季節的要因により減収となったが、今後も継続してモバイルコミュニケーション向けや高付加価値タイプのDRAMに注力していくという。
【半導体】Infineon、業界初のRPR Draft2.1準拠のICを発表
独Infineon Technologiesは5月5日、IEEE802.17 RPR標準のDraft2.1に準拠した業界初のIC「Frea PoS Framer/RPR MAC」を発表した。フレーマ、RPR MAC、XAUI対応シリアライザ/デシリアライザ(SerDes)、1Mバイトメモリを1チップ化したもので、外付けメモリ/SerDesが不要になるという。第1弾として、7月からSONET/OC-192(伝送速度10Gbps)とOC-48(同2.5Gbps)に対応した製品のサンプル出荷を開始する。0.13μmプロセスを採用し、パッケージはFCHBGA。価格は645ドルから。詳細は http://www.infineon.com
【半導体】Philips、デジタルTV/コンバータ用チップソリューションを発表
蘭Philips Semiconductorsは5月6日、低価格アナログTVにDVB機能を追加する「Nexperia」の新製品「pnx83xx」シリーズを発表した。統合型デジタルTV/コンバータ向けチップソリューションで、開発期間の短縮化と低コスト化に寄与するという。ホーム・エンターテイメント・エンジン「pnx831x」では0.12μmプロセスを採用し、DVB受信に要するシステムメモリを16M SDRAMと4M NOR型フラッシュ各1個に減らした。詳細は http://www.philips.com
【半導体】Conexant、米PCTELのソフトモデム事業部門を買収
米Conexant Systemsは5月9日、米PCTELのソフトモデム事業部門を買収したと発表した。PCTELのHost Signal Processing(HSP)モデム製品、米Silicon LabsのシリコンDAAをラインナップに加え、ユーザー向けにサポートを行う他、米Milpitas、台湾Taipeiの開発施設、従業員約30名なども引き継ぐ。買収手続きは、2003年度第3四半期中(2003.4〜6)に完了させる予定。これによりConexantは、インターネットアクセス分野を強化する。
【LCD】2003年Q1の携帯電話用LCDの出荷額は前期比14.4%増の15億180万ドルに
米DisplaySearchが2003年第1四半期の携帯電話用LCDの出荷額を前期比14.4%増、前年同期比95.3%増の15億180万ドルと発表した。メーカー別シェアでは、セイコーエプソンが24.6%を占めてトップを堅持した。第2位は東芝松下ディスプレイテクノロジーで17.5%、以下、韓国Samsung SDI、シャープ、蘭Philips Mobile Display Systemsと続いている。2003年第2四半期の出荷額は、前期比8.8%増、前年同期比79.6%増の16億3330万ドルと予測している。
【有機EL】AUO/UDC、赤の燐光材料とa-Si TFT基板で4型AM-OELDを開発
台湾AU Optronics(AUO)と米Universal Display(UDC)は5月8日、赤色の燐光材料とa-Si TFT基板を組み合わせた4型のアクティブ型有機ELディスプレイ(AM-OELD)を共同開発したと発表した。色純度の改善とともに、発光効率も従来の蛍光材料に比べ40%以上高め、青と緑の燐光材料と併用すればさらに大幅な改善が見込めるという。両社は、5月20日から米メリーランド州Baltimoreで開催される2003 SID International Symposiumで、同パネルを展示するとともに論文発表も行う予定。詳細は http://www.auo.com
【EDA】Cadence、K2 Technologiesを買収しDFM分野を強化
米Cadence Design Systemsは5月12日、マスクデータ作成用ツールベンダーの米K2 Technologiesを買収したと発表した。現在注力している「DFM(Design for Manufacturing)」ソリューションの強化の一環となるもの。今後はK2社の技術を、EDAツールの相互運用性の確立を目的とした業界標準推進団体「OpenAccess Coalition」に提供した、次世代データベース「OpenAccess」に統合していく計画。
【製造装置】ニコン、2003年3月期の業績予想を下方修正
ニコンは5月9日、2003年3月期の業績予想を下方修正した。売上高は中間決算時の前回予想4800億円から前年比3.1%減の4680億円に、純利益はブレークイーブンの予想からマイナスに転じ80億円の損失とした。棚卸し資産の廃棄・評価減、有価証券の評価損の計上、外形標準課税導入に伴う税効果会計処理などによるもの。また、半導体向け投資は依然絞られており、精機事業を中心に厳しい状況という。期末配当は無配とする方針。
【製造装置】Mattson、固定費削減で本社を研究所内に移転
米Mattson Technologyは5月9日、本社を米カリフォルニア州Fremontの研究所内に移転すると発表した。現本社もFremontにあるが、固定費削減を目的に本社と研究所などを1か所に集約する。2003年第4四半期までに移転する予定。詳細は http://www.mattson.com
【製造装置】TOWA、新社長に番條敏信氏が内定、奥田現社長は副会長へ
TOWAは5月12日、現社長の奥田貞人氏が副会長に就任し、新社長には現特別常任顧問の番條敏信氏(63歳)が就任することが内定したと発表した。番條氏は大陽東洋酸素の半導体関連生産技術本部長、常務取締役などを歴任した後、2003年5月にTOWAの特別常任顧問に就任していた。事業構造の再構築と経営トップの若返りを図る計画で、6月27日の株主総会後の取締役会で就任する予定。
【部材】旭化成、2003年3月期の売上高は前年比0.1%減、半導体は好調
旭化成は5月9日、2003年3月期の売上高が前年比0.1%減の1兆1936億1400万円になったと発表した。純利益はマイナスで667億9100万円の損失となり、1949年の上場以来初の赤字となった。また、エレクトロニクス事業の売上高は同11.7%増の715億7900万円、営業利益は同3.1倍の110億4700万円と大幅に増加した。プリント基板用ガラスクロスや半導体が好調に推移したためという。詳細は http://www.asahi-kasei.co.jp
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