2007年10月18日のニュース
【電子機器/半導体】IBM、2007年度Q3の当期利益は前年同期比6.3%増に
米IBMは10月16日、2007年度第3四半期(2007.7〜9)の売上高が前年同期比6.6%増の241億ドルになったと発表した。当期利益は同6.3%増の24億ドルとなった。部門別売上高では、Global Technology Services部門が同12.8%増の91億ドル、Global Business Services部門が同15.9%増の46億ドル、Systems and Technology部門が同10.4%減の49億ドル、Software部門が同6.5%増の47億ドルとなった。詳細は http://www.ibm.com
【電子機器/LCD】東芝、ポーランドのLCD-TV工場が本格稼働
東芝は10月16日、ポーランドWroclaw近郊のKobierzyceにあるLCD-TV の100%製造・販売子会社「Toshiba Television Central Europe Sp. zo.o.(東芝テレビ中欧社)」でLCD-TV工場が本格稼働を開始したと発表した。今後5年間で約60億円を投じ、新工場を欧州での中心拠点としていく。英国のToshiba Information Systems(UK)と合わせて、欧州全体で2009年度に32型以上の大型LCD-TVを中心に、年産約300万台を目指す。
【電子機器/LCD】シャープ、メキシコ工場内にTV用の第2工場を建設
シャープは10月15日、北米市場向けLCDモジュール/TV生産拠点であるSharp Electronica Mexicoに新たに第2工場を建設、開所式を行ったと発表した。LCDモジュール組立から大型LCD-TVまでの一貫生産が可能で、生産能力は月産20万台でスタートし、北米市場の需要拡大に合わせ2009年度に同40万台まで順次増強を図る。総投資額は1億7000万ドルとしている。
【電子機器】東芝、au向け携帯電話「W55T/A5529T」を発表
東芝は10月16日、au向け携帯電話CARD SIZE SLIM「W55T」と操作性を重視した携帯電話「A5529T」を発表した。W55Tは、有効画素数196万画素CMOSカメラを搭載。光の乱反射を抑える2.4型QVGAクリアスクリーン液晶を採用した他、携帯電話本体上面に薄型LEDを合計49個配置したLEDディスプレイも搭載し、時刻や着信を表示できる。薄さ9.9mmの手になじむカードサイズのスリムボディで、カラーは通常販売の3色に加え、インターネット限定カラーも用意している。一方、A5529Tは、有効画素数130万画素カメラや、2.6型ディスプレイを採用、「6でか機能」により操作性を高めている。薄さは18.4mm。詳細は http://www.toshiba.co.jp
【電子機器】LGE、2007年度Q3の営業利益は前年同期比0.2%増に
韓国LG Electronics(LGE)は10月16日、2007年度第3四半期(2007.7〜9)の売上高が前年同期比11.8%増の9兆9100億ウォン(約1兆2883億円)になったと発表した。営業利益は同0.2%増の3600億ウォン(約468億円)となった。部門別売上高では、Digital Appliance部門が同11.4%増の2兆7850億ウォン(約3621億円)、Digital Display部門が同18.7%増の3兆1700億ウォン(約4121億円)、Digital Media部門が同9.8%増の1兆3360億ウォン(約1737億円)、Mobile Communicationsが同4.0%増の2兆6350億ウォン(約3426億円)となった。詳細は http://www.lge.com
【電子機器】松下、4倍速記録・再生対応のPCデータ用BDドライブを発表
松下電器産業は10月17日、PCデータ用Blu-ray Disc(BD)ドライブ「LF-PB271JD」(内蔵型)を発表した。片面2層50Gバイト(1層25Gバイト×2)のBD-Rへの4倍速記録・再生に対応し、Serial ATA(SATA)インターフェースを採用。また、BDフォーマット以外にもDVD-RAMディスク(5倍速)などDVD MULTI、CDフォーマットに対応する。さらに、BDへのデータバックアップ、映像の編集など多彩なソフトが付属する。11月10日から発売の予定。詳細は http://panasonic.jp
【半導体】IMEC Ronse氏、「hp32nmの露光技術は構築段階、EUVLのPPTを導入」
ベルギーIMEC Director Advanced Lithography ProgramのKurt Ronse氏は10月16日、IMEC Annual Research Review Meeting 2007(IMEC ARRM 2007、10月15日〜16日開催)において、hp32nmプロセスにおけるリソグラフィ技術の開発状況について語った。高屈折率の液浸、ArF液浸のダブルパターニング、EUVLといったいずれの技術にも課題は残されている。高屈折率の液浸では、LuAGなどのレンズ、NA1.7以上を実現する第3世代液浸液の開発が進んでおらず、hp32nmの量産開始時期に間に合わない見込みという。一方、hp32nmの量産開始時期に間に合う見込みのダブルパターニングは、重ね合わせ精度の向上、コスト低減が課題となっている。この中で、コスト低減を実現するには、エッチングの回数を削減できるレジストの凍結技術が鍵を握ると述べた。EUVLは光源やレジストなどに課題があり、hp32nmの量産開始時期よりもかなり遅れて導入される可能性が高いが、hp22nm以降にも適用可能で継続性においてメリットがあるとした。EUVLの開発に関してIMECと蘭ASMLは、ASMLのPPT(pre-production tool)をIMECの300mm施設に導入することに合意。2010年の導入を予定しているという。(西山和敏)
【半導体】IMEC、ワイヤレスECGパッチを開発
ベルギーIMECは10月16日、IMEC ARRM 2007において、心臓の活動や心拍を快適にモニタできるワイヤレスECG(心電計)パッチを開発したと発表した。ウェアラブルでセットアップが容易であり、IMECのHolst Centreにおける「Human++」プログラムの主要テーマとなる、身体装着型センサの実現に向け大きな利点をもたらす。ECGパッチはフレキシブルなポリイミド基板と布地を組み合わせ、1チャネルの超低消費電力ASICを実装しており、柔軟性や伸縮性に優れる。今後は臨床試験でのテスト・評価を進めていく予定。詳細は http://www.imec.be
【半導体】IMEC、2チャネルワイヤレスEEGシステムを開発
ベルギーIMECは10月16日、IMEC ARRM 2007において、2チャネルワイヤレスEEG(脳波計)システムを開発したと発表した。熱電気発生器を用いたもので、前額部から自然に放出される体熱を利用する。システム全体はウェアラブルでヘッドバンドに組み込まれている。消費電力は0.8mWで、IMECの読み出し用超低消費電力ASICを採用、抽出されたEEGデータをエンコードし、2.4GHz帯域無線通信によりPCに送られる。詳細は http://www.imec.be
【半導体】Intel、2007年度Q3の当期利益は前年同期比43.0%増に
米Intelは10月17日、2007年度第3四半期(2007.7〜9)の売上高が前年同期比15.5%増の100億9000万ドルになったと発表した。第3四半期の売上高としては過去最高。当期利益は同43.0%増の18億6000万ドルとなった。部門別売上高は、Digital Enterprise Groupが前年同期比5.2%増の52億400万ドル、Mobility Groupが同30.3%増の39億7100万ドル、Flash Memory Groupが同9.1%増の5億5300万ドル。これにより2007年度9か月の売上高は前年同期比7.5%増の276億2200万ドル、当期利益は同34.7%増の47億7400万ドルになった。詳細は http://www.intel.com
【半導体】ルネサス、北米のLCD-TV向けに1チップLSIを発表
ルネサス テクノロジは10月17日、北米のLCD-TV向けに1チップLSI「R8J66954BG」を発表した。信号入力フロントエンドからLCDパネルへの信号出力などのバックエンドまで主要な信号処理を実現。VSBフロントエンド、MPEGデコード、ノイズリダクションの他、カラーマネージメントや3次元処理の機能などを内蔵、従来の6チップ構成の機能を1チップで実現可能にした。北米のデジタル放送方式ATSCとアナログ放送方式NTSCに加え、各種インターフェース規格にも対応。12月よりサンプル出荷を開始する。価格は3150円。詳細は http://japan.renesas.com
【半導体】ST、フリッカ除去を自動化するVCOMキャリブレータを発表
伊仏STMicroelectronicsは10月17日、TFT-LCDパネル製造段階でのフリッカ除去を自動化するVCOM(コモン電圧)キャリブレータ「STVM100」を発表した。TV受像機の設計に組み込むことで電位差計を不要にする。製造工程でのVCOMの調整を、オペレーターの制御、あるいは自動化プロセスの一部としてI2Cインターフェースにより行い、VCOMの設定値は内蔵EEPROMに記憶する。パッケージは3×3mmのTDFN8とTSSOP8を採用。価格は1000個受注時で1.09ドル。詳細は http://www.st-japan.co.jp
【半導体】ST、STM32向けに娯楽性のある開発ツールを発表
伊仏STMicroelectronicsは10月17日、英ARMのプロセッサコア「ARM Cortex-M3」ベースのMCU「STM32」向けに娯楽性のある低コストな評価・開発ツール「STM32 Primer」を発表した。128×128画素のカラーLCDモニタと、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)によるナビゲーション機能を装備。STM32の機能とリソースをデモするファームウェアには、迷路とブロック崩しのゲームを内蔵している。現在出荷中で、価格は32ドル。詳細は http://www.st-japan.co.jp
【半導体】Rambus、DDR3用メモリコントローラインターフェースを発表
米Rambusは10月17日、DDR3 DRAM向けメモリコントローラインターフェースソリューションを発表した。完全に統合されたハードマスクセルにより、コントローラロジックとDDR3またはDDR2 DRAMデバイス間の物理層インターフェースにおいて、最大1600MHzのデータレートを実現する。その他、クロックとの正確なオンチップデータアラインメントを行う遅延調整回路「FlexPhase」、出力ドライバのキャリブレーションなどが実装されている。詳細は http://www.rambus.com
【半導体】三洋電機、半導体事業の売却・譲渡を見直し
三洋電機は10月17日、半導体事業の売却および他社への事業譲渡を行わないと発表した。買収ファンドのアドバンテッジパートナーズと売却交渉を進めてきたが、条件面で折り合わなかった模様。今後、半導体事業は新中期経営計画における部品デバイス部門の基幹事業の1つとして育成していく方針。
【半導体】日本TI、小電力無線向けネットワークプロトコルを発表
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は10月17日、ノード数100以下の小規模RFネットワークの構築向けに小電力無線用ネットワークプロトコル「SimpliciTI」を発表した。マイコンへの付加条件を最小にし、小電力無線通信を構築するためのシステムコストを低減する。自社の超低消費電力マイコン「MSP430」や「CC110x」、RFトランシーバ「CC2500」で使用可能。今後、SoC「CC251x/111x」などもサポートする予定。詳細は http://www.tij.co.jp
【LCD】日立ディスプレイズ、輝度を1.4倍に向上させたIPS技術を開発
日立ディスプレイズは10月17日、独自の「IPS-Pro」技術をさらに進化させた「IPS-Pro-Prollezza」技術を採用した携帯電話向けIPS LCDを発表した。輝度は従来比約1.4倍の500cd/m2を実現。サイズは2.4型、画素数は240×320画素、コントラストは1000:1。2008年1月からサンプル出荷を開始する予定。詳細は http://www.hitachi-displays.com
【LCD】AUO、5000:1の高コントラスト技術を採用したTV用パネルを発表
台湾AU Optronics(AUO)は10月16日、5000:1の高コントラスト技術を採用したLCD-TV用パネルを発表した。同社の第3世代「AMVA」技術を使ったもので、新しい画素設計、カラーレジストの最適化、バックライトと光学フィルムを統合する技術などを駆使した。また、冷陰極管(CCFL)の本数を変えずにモジュールを薄型化。例えば32型では、従来の32.5mm厚から20mm厚へと薄型化を図り、重量を2kg減らした。2008年度第1四半期の商品化を目指す。この他、省エネ型パネルも開発、32型ではCCFLの改善により、従来の50%以下の低消費電力を達成した。詳細は http://www.auo.com
【LCD】三菱、小型携帯端末向け5.7型VGA TFT-LCDモジュールを発表
三菱電機は10月17日、小型携帯端末向け5.7型VGA TFT-LCDモジュール「AA057VF01」を発表した。バックライトに白色LEDを採用し、横寸法は従来比約94%、厚みは同約68%の小型化、5万時間の長寿命を実現。さらに、コントラストは600:1、輝度は400cd/m2に向上させた。サンプル価格は5万2500円。2008年1月からサンプル出荷を開始する。詳細は http://www.MitsubishiElectric.co.jp
【HDD】Seagate、2008年度Q1の当期利益は前年同期比約18.7倍に
米Seagate Technologyは10月17日、2008年度第1四半期(2007.7〜9)の売上高が前年同期比17.6%増の32億8500万ドルになったと発表した。当期利益は同約18.7倍の3億5500万ドルとなった。HDDの出荷台数は4700万台になった。第2四半期の売上高は34億〜35億ドルを見込んでいる。詳細は http://www.seagate.com
【EDA】図研、「Virtex-5」用検証キットの無償ダウンロードを開始
図研は10月17日、米Xilinxの65nmプロセスFPGA「Virtex-5」向けシミュレーションキットを無償でダウンロードできるサービスを開始したと発表した。自社の新ハイスピード設計環境「CR-5000/Lightning」のデザインキットで、シミュレーションモデル/ネットトポロジーのテンプレート/HTML形式のドキュメントなどが含まれる。これにより、Virtex-5を実装したプリント基板の解析・検証時間が従来よりも短縮された。
【製造装置】ASML、2007年度Q3の当期利益は前年同期比2.3%減に
蘭ASMLは10月17日、2007年度第3四半期(2007.7〜9)の売上高が前期比0.5%増、前年同期比1.9%減の9億4000万ユーロ(約1494億円)になったと発表した。当期利益は前期比4.3%増、前年同期比2.3%減の1億6800万ユーロ(約267億円)となった。出荷台数は59台(中古5台を含む)、受注台数は40台(同)。2007年第4四半期の出荷台数は55台を見込んでいる。詳細は http://www.asml.com
【計測器】Tektronix、Danaherによる買収で基本合意
米Tektronixと米Danaherは10月15日、TektronixをDanaherが買収することで基本合意に達したと発表した。買収額は約28億ドル。買収手続きは2007年第4四半期中に完了の予定。これによりTektronixは、DanaherのElectronic Test部門の一部になる見込み。詳細は http://www.tektronix.com
【HDMI】HDMI Licensing、商標・ロゴの使用に関するガイドラインを発表
米HDMI Licensingは10月17日、HDMIの商標およびロゴの使用に関するガイドライン(Trademark and Logo Usage Guidelines)を発表した。ガイドラインでは、バージョンナンバーのみを製品の特徴として使用する、「“HDMI 1.3対応”などの表記は不可」(社長 Leslie Chard氏)とされ、対応する特定のHDMI機能の明示を要求。また、各社が個別に設定していたHDMI対応機能の呼称の統一を図るため、主要機能について標準化した名称を設定する。さらに、各機能について該当製品が最低限備えていなければならない技術的用件を規定。Deep Colorは色深度8ビット超、x.v.ColorはsRGBの色空間の100%以上の伝送・処理・表示が可能であることなどを要求している。2008年10月16日以降に出荷を開始する製品は、同ガイドラインの順守が求められる。(田中開)
【MNC 2007】11月5日〜8日に開催、ナノインプリント技術などに焦点
応用物理学会は11月5日〜8日、「第20回マイクロプロセス・ナノテクノロジー国際会議(MNC 2007)」を開催する。リソグラフィをはじめ、ナノデバイス、ナノファブリケーション、ナノマテリアル、ナノインプリント、Bio MEMS、マイクロシステムなどのセッションの他、MNCの創設者で2007年4月に逝去した元大阪大学 名誉教授 難波進氏のメモリアルセッションが予定されている。ナノインプリント関連では、11月5日に技術セミナー「実用化を目指したナノインプリント技術」が開催される。会場は京都国際会館。詳細は http://imnc.jp
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