2007年11月20日のニュース
【電子機器】シャープ、スリムなワンセグ対応携帯電話「SH905i」を発表
シャープは11月16日、NTTドコモ向けにスリムなワンセグ対応携帯電話(FOMA端末)「SH905i」の供給を開始すると発表した。高画質3型フルワイドVGA「NewモバイルASV液晶」と音響技術「ドルビーモバイル」を搭載し、臨場感あふれるワンセグ視聴が可能。本体は厚さ16.9mm、幅48mmとスリムなスレンダーフォルムを採用している。「TOUCH CRUISER」パッドにより、2画以上の手書き文字や記号をパスワードとして登録できるなど、セキュリティ機能も備えた。詳細は http://www.sharp.co.jp
【電子機器】パナソニック、“VIERAケータイ”「P905i」を発表
パナソニック モバイルコミュニケーションズは11月16日、NTTドコモ向けに自社のLCD-TV「VIERA」の設計思想と高画質技術を使用した“VIERAケータイ”「P905i」の納入を開始したと発表した。「モバイルPEAKSプロセッサー」の搭載により、動画再生時の最大コントラスト2000:1を実現。高精細な約3型フルワイドVGA LCDを採用し、鮮やかな映像でワンセグや動画視聴を可能にした。有効画素数約510万画素のオートフォーカス付きカメラも搭載している。詳細は http://panasonic.co.jp/pmc
【半導体】ルネサス 伊藤会長、「マルチコア化でMCUのシェア拡大狙う」
ルネサス テクノロジ 会長&CEO 伊藤達氏は11月19日、会社説明会において、2007年度上期(2007.4〜9)の売上高が前年同期比0.7%増の4802億円になったと発表した。MCUやSoCが好調に推移した一方、価格下落の影響を受けたLCDドライバICは減収となった。下期に関しては、「あまり楽観的には見ていない」(同氏)としながらも、MCUやSoCは堅調に推移する見通しという。ただし、LCDドライバICの減収やフラッシュメモリの事業縮小に伴い、2007年度通期の売上高は前年比ほぼ横ばいの9500億円になるとしている。今後に向けては、マルチコア化を進めているMCUの収益拡大に努める方針。具体的な時期は明らかにしなかったが、MCU市場で世界シェア30%(2006年は23%)の達成を目標にしているという。LCDドライバICは、300mmウェーハへの移行などにより立て直しを図る。一方、製造面では45nmプロセスの開発を進めている。2008年度よりサンプル出荷を開始する計画。このため、2007年度の設備投資額は当初計画の700億円から100億円増の800億円になる見込みという。また、重要性を増す組立技術に関しては、「すでに数多くのSiPを出荷している。今後もパッケージ基板などを含めて、総合的に技術開発を進める」(同氏)と述べた。(西山和敏)
【半導体】UAEのMubadala DevelopmentがAMDの新規発行株4900万株を取得
米AMDは11月16日、アラブ首長国連邦(UAE)のMubadala Developmentの完全子会社から約6億2200万ドルの投資を受けたと発表した。MubadalaはAMDの新規発行株4900万株を取得。AMDは売却益を、製品のR&Dや製造への投資を通じた、長期的かつ顧客中心的な成長戦略に使用する。Mubadalaは戦略的投資・開発会社で、エネルギー、重工業、通信、航空分野などで国際的ポートフォリオを持つ。詳細は http://www.amd.com
【半導体】CSR、UniFi-1搭載のネットラジオ用参照回路などを発表
英CSRは11月19日、WiFiインターネットラジオのイグザンプルデザイン(参照回路)「RadioPro」と、Bluetooth対応MP3プレーヤ開発用の同「BlueCore Player」を発表した。RadioProは自社の無線LAN用1チップLSI 「UniFi-1」を搭載。WiFiを通じてインターネットラジオの大手ポータルサイト「vTuner」に接続し、1万局以上のラジオ局からの高品質なストリーミングを実現する。また、RISCコアや、DSP、ステレオCODECなど通信部以外の周辺部品を「Multimedia Application Processor(MAP)」に集積。部品点数を抑え、部品コストを従来の200ドル以上から15ドル未満と大幅に低コスト化した。1500mAhのリチウムイオン電池で最長25時間の連続再生が可能。すでに複数のメーカーで製品化が進んでおり、12月末頃までに出荷開始の予定という。一方、BlueCore PlayerはBluetooth Ver.2.1/Ver.2.0+EDR対応のBluetooth用LSI「BlueCore5-Multimedia External」を採用。 64MIPSのコプロセッサを内蔵したエンハンスドDSP「BlueMedia」や16ビットステレオCODECなどを搭載し、部品コスト10ドル未満を達成する他、800mAhのリチウムイオン電池で14時間以上の再生を実現。さらに、「MP3ファイルのトランスコードが不要なため、21時間程度まで連続再生が可能」(ジャパンセールスディレクター 深田学氏)という。RadioPro/BlueCore Playerとも、2008年第2四半期以降に第2弾製品を投入する予定。(田中開)
【半導体】ARM、セキュリティ用途向けプロセッサを発表
英ARMは11月19日、非接触型およびUSB対応スマートカードや組み込みセキュリティアプリケーション専用プロセッサ「ARM SecurCore SC300」を発表した。「ARM Cortex-M3」プロセッサを搭載し高度なセキュリティ機能を実現、従来比で性能や電力効率を約2倍に向上させた。複数のインターフェースをリアルタイムに高速処理する機能を搭載、スマートカードWebサーバ(SWCS)や近距離無線通信規格(NFC)対応製品などの高速非接触型機器にも対応する。詳細は http://www.arm.com
【半導体】SIA、2008年度のSIA会長に米XilinxのRoelandts氏を選出
米国半導体工業会(SIA)は11月14日、2008年度のSIA会長に米Xilinx 社長兼CEOのWillem Roelandts氏を選出したと発表した。副会長には米AMD 会長兼CEOのHector de J. Ruiz氏を選出した。両氏は、マイクロエレクトロニクス業界で長年にわたりリーダーシップを発揮してきており、SIAでは公共政策の課題に対して技術革新の促進などに努めるという。
【LCD】シャープ、台湾の液晶モジュール組立子会社を解散
シャープは11月16日、子会社のSharp Electronics(Taiwan)を解散すると発表した。同子会社は、台湾における液晶モジュールを主力とした電子デバイス事業を展開していたが、台湾のLCDメーカー各社が実装工程を中国へシフトしているため、業務を終了することとした。2009年3月末までに清算を終える予定。詳細は http://www.sharp.co.jp
【LED】Seoul Semiconductor、「Acriche」の発売1周年記念特価イベントを開催
韓国Seoul Semiconductorは11月19日、LED照明「Acriche」の発売1周年記念特価イベントを開催すると発表した。11月16日から2007年度末までの間、既存の購入価格に対して30〜40%割り引いた価格でAcricheを購入することができる。Acricheは、コンバータなしで一般家庭・産業用AC電源に直接差し込んで使用することが可能で、韓国・欧州では街路灯にも使用されている。
【製造装置】2007年10月の国内半導体製造装置販売額は前年同月比8.7%増に
SEAJは11月19日、2007年10月の国内半導体製造装置販売統計を発表した。販売額は前月比8.1%減、前年同月比8.7%増の1618億9200万円となった。受注額は前月比1.8%減、前年同期比23.2%減の1270億5600万円となった。BBレシオは0.78となった。
【製造装置】日本電子、2007年度上期の当期損失は4億2700万円に
日本電子は11月19日、2007年度上期(2007.4〜9)の売上高が前年同期比5.0%減の445億7300万円になったと発表した。当期損失は4億2700万円となった。製品別では、SEM/TEMは幅広い分野で需要に応えたが、EBマスク描画装置が低調だった。2007年度通期の売上高は1000億円、当期利益は15億円を見込んでいる。また、2009年度までの3か年中期経営計画の進捗状況にも言及。重点戦略に挙げるSEM技術を用いた半導体事業の強化や小型量販品の販売強化に基づき、SEM/FIBの複合ビーム加工観察装置や卓上型SEM、断面試料作製装置など新製品開発が順調に進んでいるという。EBマスク描画装置では、米Applied Materialsからの関連技術移転により、スループットと精度を一層高めた次世代品開発に注力していくとした。これらにより、2009年度の売上高1200億円、経常利益75億円の目標達成を目指す。
【製造装置】ブイ・テク、2007年度上期の当期損失は2億9800万円に
ブイ・テクノロジーは11月19日、2007年度上期(2007.4〜9)の売上高が前年同期比62.0%減の33億3700万円になったと発表した。当期損失は2億9800万円で、前年同期の4億5900万円の黒字から赤字に転落した。製品別売上高は、LCD用検査・リペア装置が18億4300万円、露光装置は8億2000万円、メンテナンス・その他が6億7400万円となった。このうち露光装置は、カラーフィルタ(CF)メーカー向けの評価装置。光源に水銀灯を使ったCF用の同装置はCFメーカーによる評価がすでに終了し、本格量産に向けた段階に入った。今後は、IPS方式の“くの字”形状のCFやTFTパターンに対応するため、YAGレーザを使用したEGIS方式の露光技術の開発を2008年2月までに完了させる予定。さらにTFT端部など、ランダムな配置の露光を実現するため、YAGレーザとDMDを組み合わせた露光方式の開発にも取り組んでおり、2008年9月をめどに開発を完了させる方針という。2007年度通期の売上高は65億5000万円、当期損失は4億8000円となる見込み。同社では、低調の原因をLCDメーカーの設備投資延期の影響によるものとしたが、2008年は回復し、設備投資全体の規模は前年比約30%増になると見ている。(森本淳一)
【部材】日本CMK、2007年度上期の当期利益は前年同期比16.5%減に
日本シイエムケイ(日本CMK)は11月16日、2007年度上期(2007.4〜9)の売上高が前年同期比12.3%増の685億8200万円になったと発表した。当期利益は同16.5%減の18億5900万円になった。車載、LCD-TV、デジタルスチルカメラ(DSC)向けの需要が高水準で推移、特にDSCが堅調だった。製品別では、両面板、多層貫通板、IVH・B/UP・PKGとも2桁成長となっている。2007年度通期の売上高は前年比7.1%増の1374億円、当期利益は同33.9%減の31億円を見込んでいる。詳細は http://www.cmk-corp.com
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